実は、パニック障害を経験している芸能人は数多くいます。
あなたが良く知る有名人がどのようにパニックを克服してきたのか気になるところですね。
芸能人がパニック障害になる原因には、芸能人特有の環境が関係しています。
メリット1.多くの芸能人がパニック障害を経験していることが分かる
メリット2.芸能人特有のパニック障害の理由が分かる
メリット3.パニック障害の対処法に役立つ
このようなメリットがあります。
芸能人にも多くの人がパニック障害になっていると聞いたことがありますが、本当ですか?
テレビで見る芸能人は華やかで明るい印象があるので、パニック障害とは関係ないように思えるのですが…。
今まで公表しているだけでもたくさんの芸能人がパニック障害を経験しています。
そして、多くの芸能人はパニック障害を克服しています。
芸能人がどのようにパニック障害を克服したのか見ていきましょう。
- 自分の症状が他の人も経験しているのか知りたい
- パニック障害の対処法に役立てたい
- 実体験の克服方法を知りたい
- パニック障害になった芸能人が知りたい
- パニック障害の原因を知りたい
パニック障害になるのは自分だけだと思っている方もいるかも知れません。
しかし、幅広い分野の芸能人がパニック障害を公表しています。
今回お伝えする芸能人の実体験を知ることで、あなたのパニック障害克服へのヒントになりますので、必ず最後まで読んでくださいね。
あなた特有のパニック障害の理由を知るための対処法
芸能人特有のパニックになる理由があるように、あなたにも独自の理由や原因があります。
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パニック障害を公表した主な芸能人
これからお伝えするのは、パニック障害を公表している芸能人の方々です。
特に、芸能人は周りからの評価が人気を左右するため、パニック障害の公表にはかなりの勇気が必要だったことが想像できます。
しかし、彼らは自らパニック障害を公表することで、自分自身が症状と向き合うきっかけにしたのかも知れません。
また、パニック障害で悩んでいる多くの人に対して、勇気と安心感を与えるメッセージを送る目的もあったことでしょう。
今回、この記事を読むことで、あなたの悩みや心配を少しずつ解消できるようにお役立てくださいね。
あんな人もこんな人も!パニック障害を公表した芸能人
次に、実際にパニック障害を公表した芸能人をご紹介します。
- IKKOさん
- 作家の谷崎潤一郎
- 若手ジャニーズ
- 元おニャン子・内海和子さん
- 青木さやかさん
その他、KinKi Kidsの堂本剛さん、ミュージシャンの星野源さん、元野球選手でタレントの長嶋一茂さん、シンガーソングライターの円広志さん、お笑い芸人の中川家・剛さん、アナウンサーの丸岡いずみさんなども。
上記の名前を見てみても、さまざまな分野で活躍している方々が、パニック障害で悩まれていることが分かりますね。
また、年齢も若かったり、明るく振る舞っている人で意外と思われてる方もパニック障害を経験しています。
それほど、パニック障害は年齢や性別、性格とは関連性が薄い病気であることがわかりますね。
次に、それぞれの芸能人や著名人のパニック障害の克服方法などを見ていきましょう。
元気な印象のIKKOさんもパニック障害を克服!
「どんだけぇー」のフレーズで有名なタレントのIKKOさんは、39歳のときにパニック障害を経験しています。
テレビでは元気で明るい印象のIKKOさんですが、パニック障害でどのような体験をしてきたのか詳しく見ていきましょう。
IKKOさんが一番つらい時期として挙げていたのは、病院でパニック障害と診断されて1週間入院した後の退院してからでした。
その頃は、症状がひどくなり、飛行機や新幹線にも乗れなくなり、白い壁を見るとめまいがするようになったそうです。
そのようなつらい時期を乗り越えて現在はパニック障害を克服しています。
今、その頃を振り返ると、発症当時は理想を追い求めながらも、うまくいかない現実に絶望感を感じやすくなっていたそうです。
そして、色んなバランスが崩れてパニック障害になってしまったんだと振り返っています。
その後、周りのサポートを受けながらIKKOさんは自分らしい生き方を取り戻すことができます。
その自分らしさというのは、周りの人に対して感謝しながら生きていくということ、また自分を許すことも大事にしたそうです。
そして、頭と心を柔らかく緩めていき、バランス良く考えることができるようになったことが克服できた要因の一つとして語っています。
そして、IKKOさんは、パニック障害に苦しむ人たちに、このようなメッセージを送っています。
「もう苦しまないで。あなただけではないのですから。外で太陽を見ながら、ゆっくり有酸素運動するだけでずいぶん違ってくると思います」と。
あの有名な作家である谷崎潤一郎もパニック障害になっていた?
日本でパニック障害が世間として認知されるようになったのは、1990年代以降になります。
しかし、それ以前の1965年に亡くなった有名作家である谷崎潤一郎は、若い頃にパニック障害だったと考えられています。
その理由として、彼の小説『悪魔』のなかでは、主人公が名古屋から東京の道中で発作が起き、何度も下車しながら帰路についたことが描かれています。
おそらく谷崎自身の体験をもとに書かれたものと考えられます。なお、作品ではパニック障害の言葉ではなく『電車病』と表現されています。
今と昔では社会の環境要因に違いはあっても、谷崎のようにパニック障害と同じような症状を経験している人がいたことは事実です。
そう考えると、ずっと前からパニック障害はさまざまな要因が重なって起こり得る、私たちの身近な心の病気であることがわかりますね。
若手ジャニーズがパニック障害で活動休止に
女性から黄色い声援をつねに受け続けているジャニーズのなかでもパニック障害を公表している芸能人がいます。
その芸能人とは「Sexy Zone」の松島聡さんや「King&Prince」のメンバーだった岩橋玄樹さんです。
どちらも飛ぶ鳥を落とす勢いがある人気グループのメンバーでしたが、パニック障害の治療に専念するため活動を休止することを発表しています。
松島聡さんのコメントでは「突発性パニック障害」と診断を受けたことを明らかにしており、岩橋玄樹さんにいたっては、幼少期からパニック障害を患っていたそうです。
岩橋さんは書面で「一生付き合うことになると思っていたパニック障害という病を、たくさんの方々の力を借りて克服するチャンス」と前向きなコメントを残してくれています。
若い人気芸能人が経験する可能性があるパニック障害は、自分と周りとの評価のギャップや、期待に応えるために自分以上の力を出さなければならないと言うプレッシャーもあったのかも知れません。
パニック障害の克服には周りから受けるプレッシャーも原因の一つになります。もしあなたが克服に向けて、自分と向き合えるきっかけを作るためには、まずはこちらを参考にしてくださいね。
10年に及ぶパニック障害と向き合ってきた元おニャン子・内海和子さん
自身のブログでパニック障害を公表した元おニャン子クラブでタレントの内海和子さん。
彼女は、10年以上パニック障害の闘病中であることを明かしました。
また、診断されたのは10年以上前ですが、あまりにもこういう病気の人が多いのを感じて現在公表したそうです。
そして、公表してからは知らなかった知識の引き出しが増えたことで、プラスに転じたそうです。
また、病気になってから周囲に言われた言葉で印象に残ってる言葉は「パニック障害の発作で死なないから、大丈夫」だそうです。
内海さんはパニック障害の原因を振り返ってみて、何でもやり過ぎることや完璧主義者だったことを挙げています。
その結果、完璧過ぎるあまりに苦しくなったり、疲れてしまったりして、手の抜き方がわからなくなったそうです。
現在は、信頼できる心療内科とのカウンセリングが、ご自身の良いバランスになっているようで、考え方の意識を変えることができているそうです。
パニック障害で今ある意識を変えることはなかなか難しいことではありますが、克服には一人で悩むことなく専門家に相談することも考えてみましょう。
青木さやかさんのパニックが楽になったきっかけとは?
パニック症と診断されたのは2012年で、その年は離婚した年でした。
離婚までに蓄積された疲労が増していき、明らかに体力が落ちてきたそうです。
そんななか、ふらふらとすることが増えて、胸のバクバクや手汗や脂汗を感じる症状がでてきます。
その後、症状は悪化していきましたが、薬を頼りにある程度心が落ち着いていき、仕事中の脂汗も減ってきました。
ある日、10年近く飲んでいた薬を飲み忘れたときがあり、あれだけ必要だった薬を忘れることができた自信が芽生えました。
そんな日が続いて、次第に薬を飲まなくても発作が起きなくなったそうです。
現在、薬は飲まなくてもいいようにはなりましたが、自分をもっと整えていきたいし、見直していきたいとコメントしています。
パニック障害の克服方法は、段階的な成功体験が効果的と言われています。青木さんのように薬を気にしなくなったことが大きな克服へのきっかけになったのでしょう。
あなたも段階的に症状を克服していきたい方は、まずはこの記事を参考にしてくださいね。
芸能人特有のパニック障害の理由とは?
芸能人は、比較的生活が不規則であり、移動も多い自由業です。また、つねに緊張を強いられる場面や日々のプレッシャーも多いことでしょう。
また、ロケバスや収録など狭い環境のなか長時間の拘束も日常的になります。
活動を休止することになった若手ジャニーズの2人もおそらく頻繁に発作が起きていたのではないでしょうか。
芸能人に関わらず、症状が頻繁に起こると症状の不安を消すためや予防するために薬を飲むことが多くあります。
すると、薬は効果が期待できる反面、次第に反応も鈍くなってしまうこともあります。
結果、薬に頼りすぎて、症状が良くなっても本当に克服できたのかわからなくなってしまうことも少なくありません。
そのため、パニック障害の克服は、薬に依存するだけではなく、自分の脳のなかを変えていくことが大切です。
10人に1人は一生に一度パニック発作を起こす
パニック発作は珍しくない症状です。
一生に1回でも発作を起こす人は、約10人に1人と言われているほどです。
また、発作を繰り返してパニック障害に進展する人は、全人口の2〜3%とも言われています。
芸能人特有の原因があるように、一人ひとり特有の原因が存在します。
芸能人はパニック障害を公表することにより、今まで見えなかった自分の一面や意識の変化を感じることができたのかも知れません。
あなたももし今の悩みや苦しみを一人で抱えていて、自分ではなかなか自身と向き合うことができない場合は、無理せずに一度専門家に相談してくださいね。
まとめ
パニック障害を克服した芸能人は数多くいます。
- IKKOさん
- 作家の谷崎潤一郎
- 若手ジャニーズ
- 元おニャン子・内海和子さん
- 青木さやかさん
そして、10人に1人は一生に一度パニック発作を起こす身近なものでもあります。
また、芸能人には特有のパニック障害の原因が存在します。
あなたも自身特有の原因を見つけ出して、一番合った克服方法を探していきましょうね。
たくさんの芸能人もパニック障害を克服してきていますので、あなたも自分に一番合う対処法を見つけて、取り組んでいきましょうね!
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